ご案内

O氏はこうした観光ツアーでない「本当のマウイを知ってもらいたい」という気持ちからマウイの奥地で、静かに自給自足の生活を送るネイティブ・ハワイアンの村を訪れ、古代人が書き残したぺ-ログ-フやへイアウを回るルートを開発した。
このル1-は、「カバクロワ・ハワイアン・ビレッジ」を訪問するのがメイン。
ハワイアンがひっそりと暮らすプライベート・ゾーン(私有地)に入-込むには、所有者の個人的許可を得なければ入れない。
O氏は数年かけて、そこに住むハワイアンと交流を深め、この村に立ち入る権利を得た。
私もO氏のガイドでネイティブ・ハワイアンに接してみた。
4WDはマウイのダウン・タウン「ワイルク」から340号線を北西に5kmほど進む。
ワイエフの小高い丘にハワイアン原始宗教の名残「ヘイアウ」の跡がある。
神殿はないが、わずかにウキ(スゲ草)で覆われた屋根だけが残っている。
神殿跡は小石がぎっしり数か第2章マウイに魅せられた人たちマウイの自然に魅せられてれ、周りは岩石が積み重ねられている。
古代ハワイの宗教は、神は「山川草木」と「動物」に宿ると悟し、自然を大切にする教えだ。
そして、ヘイアウはハワイアンの原始宗教の聖地。
殺人、窃盗、戒律を破った者などの「駆け込み寺」的存在だった。
カメハメハ大王の時代まで信仰はつづいた。
rHOO(N0年、キ-ス-教が入ってきてからは、原始宗教の戒律が禁止され、神殿は跡地だけが現在に残っている。
4WDで340号線をさらに北西に進むと、ハワイアン・ビレッジがある「カバクロア」に着く 。
約80人のハワイアンが、電気もない村で自然の生活を送っている。
清い水の流れる川のほとりにタロ芋の水田が広がっている。
ハワイアンは、渓流の流れのよい所に段々の水田をつくってタロ芋を栽培し、芋を蒸してペースト状にした「ポイ」を主食にしている。
私がビレッジを訪れたとき犬が出迎えてくれ、川を渡り、田んぼのあぜ道を歩いてビレッジの中を案内し、帰りは出口まで送ってくれた。
村にはパパイヤやマンゴー、バナナなどの果実がたわわに実り、薬草がいっぱい。
現代社会に依存しなくても、生活できる知恵が詰まっていた。
4WDで340号線から3 0号線を経由し、マウイの最北端を回ってカバルア、カアナパリ、ラハイナを経て「オロワル」に着いた。
「ぺトログリフ」は海岸線の岩などに刻まれた古代ハワイアンの図形。
人、馬、ヤギ、犬、鶏などが描かれている。
文字をもたなかったハワイアンが、たったひとつ形として後世に残したものが、ぺトログリフだ。
旅人が描き残したもの、という説もあるが描かれた年代は不明。
謎の多い古代ハワイアンの神髄に迫るため、オオムラ氏は、ますますマウイ島の虜になっていくにちがいない。
観光用ビザで日本とマウイの生活ができる私と友人6人連れでマウイ島に来たときのことである。
私がホノルルのイミグレーション(税関)を通過して、友人を待っていたが、夫婦2組がいくら待っても出てこない。
興30分待っただろ-か。
青ざめた顔でやっと私たちのところにきた。
長時間取-調べを受けた理由を開くと、最初にイミグレーションに入った私の滞在期間が30日間を上回っていたこと、宿泊するところが個人所有のコンドミニアムであったことが、厳しくチェックを受けた原因だったようだ。
私の家に滞在して何か仕事をするのではないか、また、仕事の下準備に来たのではないか、と執物に聞かれたという。
イミグレーションは、書類がきちんとそろっていれば、通常3、4分で通過できる。
しかし、わずかでも違法就労、暴力団関係者、偽装結婚などの疑いがあると、厳しいチェックを受けることになる。
マウイに住む私の友人Kさんのお母さんが、娘の出産の手伝いのため、2カ月間の滞在予定でマウイに来た。
ホノルルのイミグレーションで2カ月間とい-長期滞在は、不法就労の疑いがあるとみて30分近く取り調べを受けた。
「出産」の手伝いで2カ月の滞在は長すぎる、というのがその理由。
お母さんの年齢は71歳だが、アメリカでは70歳を超えた人でもクルマを運転し、第一線で働いている人はたくさんいる。
「あなたも働くために来たのでしょう」と繰り返し質問された。
また、こんなこともあった。
やはり友人と一緒にマウイに来たときのこと。
友人は私と同じ60歳代で、サングラスをかけ、開襟、黒の半袖の上着、日本人にしてはやや派手目の服装をしていた。
「滞在日数は何日ですか?」「ホテルはどこですか?」「目的は観光ですか?」「帰りのチケットを見せてください」「サングラスをはずしてください」このあた-から検査官の目が厳しくなってきて、最後は、「机の上に手を出して両手を広げてみてください」といわれた。
友人は素直に両手を差し出してやっとパスしたが、うしろにつづく奥様まで両手を机に差し出すように指示された。
なぜ、両手を机の上に差し出させたのか、イミグレーションに詳しい人に聞いてみた。
「日本の、その筋の人は指を詰めている。
とくに小指を詰めている人がいる。
暴力団関係者の入国を、水際で阻止しようという動きが強いので、調査したのでしょう。
この人の場合、最初からサングラスをはずしてイミグレーションに入っていれば問題はなかったと思います」という解説に、一同納得し、大笑いした。
アメリカへ入国する場合、90日以内の観光日的なら査証(ビザ)は必要ない。
90日以内を証明するものは、往復の航空券だから、これを提示すれば問題はない。
マウイのコンドミニアムで生活する場合でも、1回の訪問が90日以内ならビザは必要ない。
年間滞在日数が日本にいる期間より長い場合は、別のビザが必要だが、年間180日以内ならそれも許可される。
ただし、この間、アメリカで働くことは違法労働になる。
入国審査はパスポート、入国審査用紙、税関申告書、本人名義の帰りの航空チケット杏提示すれば、まったく問題はない。
日本人がよくまちがえるものに、税関申請書の所持金を1万等以上もっている場合、申告しないさいという項目がある。
1万番以上もってきてはいけない、と解釈して所持金を偽って申告するケースが多々ある。
2、3万も持参しても問題はないのだが、審査官に虚偽の報告をすると没収されてしまうケースがある。
日本の芸能人が虚偽申請して没収された、という報道を見たことがある。
「嘘」の申告。
イミグレーションでは最も厳しい取り調べを受けることを認識すべきだろう。
ビザについて観光ビザにはBIビザとB2ビザがある。
Blビザは商用を目的とすると時渡航者用ビザB2ビザでハワイに住んでいる人は多数いるが、 B2ビザでは90日間滞在が許される。
ビザ関連で「パイロットプログラム」というビザ免許プログラムがある。
これはパスポートと帰りの航空券が必要で、 90日間の滞在期間中に一度日本に帰れば、観光ビザでマウイで生活ができるというもの。
グリーンカードがなくてもハワイ暮らしはOKアメリカの永住権(グリーンンカード)をもっていないので、ハワイには土地や住宅はもてないのではないか、という話をよく聞く 。
これは思いちがいで、永住権をもたなくても土地や住宅をもつことは可能だ。
現に、私や私の家族は永住権をもっていないが、マウイに小さなコンドミニアムで生活している。
ただし、一年を通じて、または永久にマウイに住みたい、というときは永住権が必要になってくる。

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